高菜漬は一番好きな漬物でいろいろ食べましたが、間違いなく一番おいしかったです。あっという間に食べてしまいました。

高菜漬といえば もうこれは定番ですね
色んな　料理に使っています　いつもなら 近くのスーパーマーケットで買っています が これからは こちらでも又 購入させて頂きます 美味しかったです

本場の「高菜漬け」が食べたくてネットで取り寄せた。わたしは発酵が強めの福岡のものが好きだ。少し酸っぱくて、ピリっとしていて、匂いのきついアレは、ときどき、猛烈に食いたくなる。細かく刻み針ショウガをまぜ、味の素をばさっとかけ醤油をたらし、あつあつのご飯と頂く。そうやって食うのが一番簡単でうまいのだけれど、焼き豚との相性を活かして、世に「高菜チャーハン」なるものを生み出し、人気を不動のものとしていることはみな知っているよな。豚バラとじゃーんと炒めると香りがぱーっときて、ごっつううまい。
一方、ラーメン業界にてもいまや知らぬもののいない名脇役だ。博多のラーメン店はむろん、本州の名前は忘れたが某有名店でも高菜のトッピングが無料だ。
「高菜漬け」といってもいろいろござって、わたしは勝手に福岡ものを軸に考えるのだが、旅先で食べた阿蘇ものはミバがもっと明るい緑色していたし、大分の日田あたりのものも同じくきれいな色していた。別ルートで発展したものに和歌山の「めはり寿司」がある。握り飯を塩漬け高菜でくるんだもので、高菜自体の香りが絶妙に飯とあって、これはとてもうまかった。
しかし、いってみれば、福岡以外のものは高菜の浅漬けであって、わたしらがイメージする高菜漬けはあくまでもウコン入り福岡タイプだよな。そこいらのスーパーで売っている「刻み高菜」は福岡タイプだし、だいいち、チャーハンに使う高菜は福岡タイプでないと話しにならんもんなあ。黄色い色が飯に移るくらいにウコンが効いているものがええんだよなあ。
さてと、届いた高菜はどうだったかというと、ガツンとくる古漬けふうの味なら「真正古式ウコン塩漬け高菜」と銘々しようと、用意していたのだが、じっさいは都会風に洗練されていてやさしい感じのものだった。とはいえ、辛みや香りは弱くはない、毅然とした高菜漬けだった。福岡産と名乗るだけのことはある。

高菜の発酵の程度がとても嬉しいです。あまり高菜の漬け物が好きでなかった家内も美味しいといって食べています。また注文しますので宜しくお願い致します。